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ののちゃん るーむ:エピソード

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エピソード

※更新中!
今後、写真や動画を追加しますので、
時々覗きに来てくださいね!

2nd アルバム・エピソード開く

本編は「ののちゃん 3さい こどもうた」のブックレット内に記載していますが、ここでは、ブックレット内の補足や書ききれなかったことなどをご紹介したいと思います。
少々マニアックですが、ののちゃんを大好きな方たちに楽しんでいただければ幸いです。
3才になったののちゃんの歌のレコーディングは、2022年10月~11月の約1か月の間、1日2時間×6日で録り行いました。2才の時とは違う大きな変化が3つありましたので、みなさんにご紹介しましょう。

1.ヘッドフォンが(時々)使えるようになった!

2才の時は閉塞感があるのか「頭がきつい」と言って使用を嫌がったののちゃん。そもそも大人サイズしかないので、どちらにしろ使えなかったのですが…。
今回、エンジニアさんのお子さんのヘッドフォンを遊びがてら装着してみました。
マイクの前で、飴を食べたり、声を出したり、ASMRを楽しんだののちゃん。少しの間だけヘッドフォンがOKになりました。
普段はカラオケをそばのスピーカーから流して録音するのですが、このやり方は歌と一緒にカラオケも録音されてしまいます。ヘッドフォンが使えると、音楽とは別に声だけを録音することができるのでCMの録音などには助かるのです。でもののちゃんは、ヘッドフォンなしで自由にのびのび歌うのが好きですし、声の伸びやかさも断然こちらのほうが良いので、アルバムの録音は基本ヘッドフォンなしのやり方で録音しました。

2.「パンチ・イン」ができるようになった!

「パンチ・イン」というのは、スタジオ用語で「歌い直しのために歌の途中から録音すること」です。2才の時は出来なかったため、常に1番から最後まで通しで歌っていました。
これについては面白いエピソードがあります。。

あるテレビの収録日。控室での休憩時間に、ののちゃんが海に潜って泳いでいる動画を見せてもらっていました。まるでポニョのように海中で泳ぐののちゃんの姿を見ながら「魚みたいだね!」と話していたら、そばの机の下に潜っていたののちゃんが突然頭を覗かせて、「ののちゃんって、人間?」と聞いたのです。大人たちは「そうよ、ののちゃんは人間よ~!」と爆笑したのでした。
翌日はレコーディング日。今回の録音では上述のパンチ・インを試してみようと思っていたので、ののちゃんに「今から、ののちゃんの歌を聞きながら、ののちゃんの歌を録音するよ。できるかな?やってみる?」と聞きました。そうしたらののちゃんは「うん!」と元気よくお返事して、そして、「だって、ののちゃん人間だから。」と自信に溢れた顔で付け加えたのです。「昨日の会話を引用している!」とののちゃんの記憶力に驚きました。

もちろん、生まれてはじめてのパンチ・インは成功し、その後も「パンチ・インするよ」という度に、ののちゃんはニコッとしながら、「人間だから」と言うようになり、それからしばらくは「人間だから(パンチ・イン)をするよ~」が合言葉になりました。この会話のセンスすごくないですか? もっとも、レコーディング後半には「パンチ・イン」の言葉も覚え、自ら「パンチ・インお願いしま〜す!」と言うようになったののちゃんです(笑)。

3.自分でダメだし(笑)

ののちゃんのレコーディングは、マイクの正面におかあさんが座られて、ののちゃんにいろんな合図を送ってくれます。それはまるで指揮者のように的確で素晴らしく、心の絆があるからこそ成り立つ光景です。ディレクターの私は、コントロール・ルーム(スタッフがいる部屋)ではなく、ののちゃんの横に座り、ののちゃんは私と手をつないで歌うのがいつものスタイル。私はマイクを通した歌声をヘッドフォンで確認しながら、その場でディレクションをします。
例えば1番の歌唱のみで止めたい時は、ガラス向こうのコントロール・ルームのスタッフに向かって大きく手を振り「止めて」の合図をするのですが、ののちゃんはそんな私の様子を見て、自分が歌詞を間違ったりした時に、自分で「録音ストップ」の号令を出すようになりました!最初は両手を上下にバタバタさせているので、何をしているのかな?と思ったら、「止めて~!」の合図なのだそうです。歌詞だけでなく思うような表現で歌えなかった時なども、自分でダメ出しをしてスタッフに合図していました(笑)。スタッフは小さなののちゃんのサインを見逃さないように全集中!
自分でダメだしできるということは、自分の歌を客観的に聞けて、判断もできるということです。こんな3才を、他に見たことがありません。

アルバム曲について(補足)

各曲のエピソードはブックレット内でご紹介していますが、ここではボーナス・トラックの「とーく・たいむ」について補足をさせてください。
この「とーく・たいむ」のテーマ「いろんなおかあさん」は、おかあさんが大好きなののちゃんが、普段の遊びの寸劇のようなシチュエーションで、怒ったり、困ったり、喜んだり、時には感極まって泣いたりしながら「おかあさん」を呼んでいるのが、とても面白かったので録音してアルバムに収めようと思いました。だけど台本もないし、マイクを前にして自然にできるかな…? いえいえ、そんな心配はよそに、ののちゃんのイマジネーションは、どんどんどんどん広がり、マイクの前で、実に1時間近く「いろんなおかあさんごっこ」を繰り広げました(笑)。アドリブに対応するおかあさんの声かけがまた素晴らしい!
…ということで、CDに収録したのは、ののちゃんワールドの何十分のイチのお届けだということを、ここにお知らせいたします。

ののちゃんが歌う「こどもうた」

2021年2月末、最年少童謡歌手の1stアルバム・リリースのニュースがでると、たくさんのメディアに取り上げていただき、ののちゃんの生活も大きく変わりました。しばらくは忙しい毎日を送ることになり、遊ぶ時間も少なくなっただろう…と心配をしましたが、私たちが会うののちゃんは、いつも元気ではつらつ笑顔。行く先々で面白いことを見つけて喜んだり、持前の想像力を膨らませて楽しんでいました。
テケテケと大人を追い抜いて走る姿も勇ましく、時に転んで泣いて、おかあさんにお砂糖の魔法をかけてもらって泣き止んでまた笑顔。そんな日々の中、点と線だったののちゃんの描く絵が丸になり、目と鼻と口が生まれ、2才の時にはできなかった「ピース(2)」が、手遊びで数を示せるほど手先が器用になりました。変わらない笑顔の中で着実に成長していく姿を感じて、「子どもって素晴らしいなぁ」と改めて感じました。子どもの成長は見る人に希望を与えてくれます。そして私たち大人は、それを守るべき存在なんだと考えさせられた8か月でした。
このアルバムを聞いてくださった方は、ののちゃんの歌声を聞きながら、きっと同じような気持ちを抱かれるのではないかと思います。わずか3才の歌集としてはまだ拙いアルバムですが、誰もがののちゃんの歌の中に「自分」を見つけることができはずです。ののちゃんの歌を通して、幼かった自分や家族を思い出したり、我が子を育てた時間を愛しんだり、可愛い盛りの孫や甥や姪に会いたくなったり…そんな様々な感情を引き出してくれる力がののちゃんの歌にはあります。

1stアルバムで感じた、ただ純粋に「歌いたいから歌う」という、ののちゃんの魂の歌声は、2ndアルバムでも健在です。また、ののちゃんの歌の表現力は大きな成長を見せてくれました。実は、こどものうたをちゃんと歌うのは、大人でも難しいのです。ののちゃんはテクニックは使えないですが、歌詞の一つ一つを想像し、気持ちをのせることでここまで豊かになるのか、と録音中に何度も驚きました。それを天性で成し遂げているのかと思うと、ののちゃんは本当にすごい!
子どもの声は数か月たてば変わってしまいます。一瞬一瞬の輝きであり、それはののちゃんだけでなく子どもはみんなそうです。3才になったののちゃんの、今でしか聞けない宝石のような歌アルバム。ぜひ1stと2ndを聞き比べていただくことをお勧めします!
誰もが通ってきた子ども時代。忘れていた歌、遠い記憶、懐かしい人たち、そんなあなたの「こどもうた」を、ののちゃんと一緒に楽しんでいただければ幸いです。

(音楽ディレクター 渡辺)

1stアルバム・エピソードはこちらから開く

2歳の天才歌姫「ののちゃん」を生み出した音楽ディレクターが語るレコーディング秘話と「歌の魂」とは?

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Q.キングレコードからCDデビューとなったきっかけは?

子ども向け音楽を担当するディレクターが、以前よりチャンネル登録していた『童謡こどもの歌コンクール』のYouTube動画を見たことがきっかけです。 長く子どもの歌を録音してきましたが、ののちゃんのような子どもは初めて。一瞬で魅了されました。子どもの歌声は数か月で変化するので、まず最初に彼女の今の歌声を残したい!と思いました。その後『ののちゃんねる』を見て、音感やリズム感、集中力、そして録音する上で一番大事な“大人との会話が成り立つか”ということを確認し、全てに素晴らしい才能があると感じたので、「ののちゃんの2歳の歌声と煌めきを録音しませんか?」とオファーしました。彼女の歌声は、たくさんの人たちに癒しを届け、心を元気にしてくれるのではないか、と期待を込めてリリースに至りました。

Q.どんなアルバムですか?(選曲やコンセプトなど)

“2歳らしさ”を大切に、無理のない歌詞と音域、リズムの曲を選びました。オリジナル曲を入れるかどうかは最後まで検討しましたが、子どもにとって歌は生活の一部なので、ののちゃんの日常を覗いているような童謡や遊び歌を集めたアルバムが、2歳の彼女の飾らない魅力を伝えてくれるかなと。誰もが子どもの頃に歌った童謡をののちゃんが歌うことで、懐かしい自分や家族の姿を思い起こさせてくれるのではないでしょうか。
また、ロックのリズムが大好きなののちゃんのためにノリノリの遊び歌も収録しています。1曲だけ「ママのおなか」というちょっと長めの曲に挑戦してもらいました。これは最近までママのおなかにいたののちゃんに、ぜひ歌ってもらいたいとリクエストをした曲です。お父さんの手作りカードを見ながら歌詞をおぼえるなど、ご両親の協力によりとても素敵な歌になりました。ののちゃんの無心な歌声にキュンキュンしながら笑顔になれるアルバムです。

Q.「いぬのおまわりさん」や「ねこふんじゃった」の録音方法の「同録」って??

今の時代はヘッドフォンでカラオケを聴きながら歌の録音をすることがほとんどですが 、ののちゃんの場合はヘッドフォンを使えなかったのと、歌の表現で途中でテンポが揺れるため、ののちゃんの歌に合わせて伴奏を録音する、つまり歌と伴奏を一発で録音する「同録」を選びました。生楽器の演奏者の中にののちゃんがスタンバイし、指揮者の合図で「せーの!」と一斉に録音します。これは確かな歌唱力と集中力がないと不可能な録音方法*です。2歳の子どもが、その日会ったばかりの大人のミュージシャンたちと一発録りで歌うなんて、世界的にも類をみない本当に奇跡のような録音です。
*注)同録が多い歌手では美空ひばりが有名

Q.ののちゃんの魅力とは?

一言でいうと「こんな2歳児はいない」ということ。唯一無二の存在ではないでしょうか。
「音感」「リズム感」はもちろんですが、彼女は「感性」が素晴らしいです。
ただ歌詞を覚えるのではなく、歌の内容を理解しています。例えば「いぬのおまわりさん」は大人にとっては可愛い童謡ですが、ののちゃんにとっては、迷子の子ねこちゃんが困って泣いている悲しい歌でもあります。録音中に子ねこに感情移入して歌えなくなるシーンもありました。
「ねこふんじゃった」も「ごめんなさい」と謝るところは、泣きそうな声で「ごめんなさい」と歌っています。これは、ご両親が歌詞を教える時に絵本を使ったり、絵を描いたカードを使ったりと、視覚的なイメージを大切にされているからだと思います。まだ字が読めないののちゃんは、絵から想像を膨らませて歌詞につなげているのです。どの曲も彼女の頭の中で絵本のような物語を繰り広げているのではないでしょうか。
また、語彙力が驚くほど豊富です。おかあさんの言葉かけで、ののちゃんの心がどんどん広がっていくのがとても素敵だったので、ボーナス・トラックに収録しました。
なんと、ののちゃんのオリジナル曲も入っています!

ののちゃんが歌詞を
おぼえた絵本のご紹介

詳細はジャケットをクリック♪

※一部録音した歌詞とは違う箇所があります。

あかちゃんえほん
おもちゃのチャチャチャ

構成・絵:市原 淳/
ひさかたチャイルド刊行

せなけいこのえ・ほ・ん(6)
ねこふんじゃった

絵:せな けいこ/ポプラ社

「ママのおなか」の歌詞をおぼえた手作りカード
(おとうさん作)